ワキガの原因となる汗は、アポクリン汗腺から分泌されます。
さらに近年の研究で、そのアポクリン汗腺の中にある、アポタンパクという物質が、 ワキガのあのイヤなニオイの原因であることがわかってきました。
りんごに含まれるりんご繊維には、このアポタンパクを抑えると言われています。

腸の中には100種類以上の細菌が存在し、それらは働きによって大きく2つに分けられます。
まずひとつは、善玉菌[消化吸収を助け、免疫力を高める]。
もうひとつは悪玉菌[有毒物質を生成する]。
この2つのバランスが崩れると、悪玉菌が増え、体臭を強くします。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌や乳糖は、善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用があるので、体臭対策にヨーグルトは有用といえるでしょう。

『規則正しい生活（食生活・喫煙・飲酒・睡眠時間など）』、『ストレスをためない』
『適度な運動』などを日頃から心がけることにより、加齢臭を改善することができます。

唾液には、殺菌効果や自浄作用があり、口臭を予防します。
適度なおしゃべりは唾液の分泌を促し、その作用で口臭を抑えます。

汗は「良い汗」と「悪い汗」があります。
良い汗は「サラサラとした水に近く、蒸発しやすい」
悪い汗は「ベタベタしていて、蒸発しにくい」
運動不足に加えて、汗をかく習慣がないと悪い汗が出やすくなります。
汗腺に老廃物や角質がたまり、汗をかいたときに、これら不純物を排出すると
デトックス効果もあり、代謝も良くなります。
適度な運動や、無理のない半身浴をすることにより、アンチエイジング効果も生まれます。

乾いたタオル汗を拭うと、水分だけを吸収し、塩分やミネラル分など
ニオイの原因となる成分を皮膚に残してしまいます。
さらに濡れたタオルは肌のべた付きも抑えるのでサッパリします。

酢に含まれるクエン酸は殺菌作用があります。
お風呂にコップ1杯のお酢を入れると、皮膚を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を防ぎます。

朝シャン後の髪の毛が濡れた(半乾き)の状態では、食事やタバコのニオイ、排気ガスなど
様々な物質が付着しやすくなります。
その結果、朝シャンしたにも関わらず髪の毛が臭う原因となるのです。

二酸化酸素の濃度が高いと、皮膚表面はアルカリ性に傾きます。
その結果、皮膚常在菌が活発化し、汗のニオイが強くなると考えられます。

お茶に含まれるカテキンやフラボノイドは、口臭を防ぐ効果があります。
この成分は、お茶の中でも特に緑茶に多く含まれています。
食後に緑茶を飲むことは理にかなっているといえるでしょう。

梅干に含まれるクエン酸は、口中の雑菌を抑制し、唾液の分泌を促します。
朝食がとれないときなどは、梅干を１つ口にするだけで口臭予防になります。