加齢臭の原因であるノネナールを抑えるには
加齢臭の存在を化学的に解明したのは、化粧品メーカーの資生堂。
20代から70代までの男女のポロシャツに付着した成分を分析したところ、男女ともに40歳を過ぎた年代のポロシャツから、特有の体臭成分ノネナールが検出されたのです。
ノネナールとは、不飽和アルデヒド(有機化合物)の一種。このノネナールは若い人たちの体臭からはほとんど検出されないことから、いわゆる加齢臭の原因であると特定されました。
40歳を過ぎる頃から加齢臭は始まるといわれていますが、最近の研究では、老年になる前の中年の人、そして早い人では20代後半から出ることが分かってきました。